産業廃棄物ってなに？
産業廃棄物の定義
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産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物のことを指し、20種類に分類されます。
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ここでいう「事業活動」とは、製造業や建設業等に限定されるものではなく、オフィス、商店等の商業活動や水道事業、学校等の公共的事業も含めた広義の概念として捉えられています。
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また、産業廃棄物には量に関する定義がありません。したがって、１回あたりの排出量が少ない場合や個人事業者等の事業規模が小さい場合でも、産業廃棄物に該当します。
産業廃棄物と一般廃棄物
- 産業廃棄物は、家庭から排出される一般ごみ（一般廃棄物）とは区別されています。
- 主な違いについては下表をご確認ください。
| 産業廃棄物 | 一般廃棄物 | |
| 排出元 | 事業活動に伴って排出される | 一般家庭から排出される |
| 処理責任 | 排出事業者が処理責任を負う | 市町村が処理責任を負う |
| 処理方法 | 事業者が自ら処理するか、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託する | 市町村が策定した一般廃棄物処理計画に基づき、市町村が処理する |
家庭から排出されるゴミについて
- 一般家庭から排出された廃棄物は、産業廃棄物処理業者に処理委託することはできません。
- 一般家庭からの廃棄物は「一般廃棄物」となり、その処理責任は「市町村」にあることが法律で定められています。
- 一般家庭から出る廃棄物は、お住まいの市役所、町・村役場にご相談ください。
事業系一般廃棄物について知りたい！
- 事業所・店舗・飲食店などの事業活動から排出する廃棄物のうち、産業廃棄物に該当しないものは 事業系一般廃棄物 と呼ばれています。
- 例えば、オフィスや病院などから排出される「紙くず」やレストランや弁当販売店から派出される残飯類は、一般廃棄物となるので取り扱いに注意しましょう。
- 事業系一般廃棄物も市町村に処理責任があるため、市町村が定めるルールに従って処理する必要があります。
- 多くの自治体では、「市町村が直接収集する方式」や「市町村の許可を受けた一般廃棄物処理業者が収集する方式」が採用されています。
- 事業系一般廃棄物についてのご相談は、各市町村へお尋ねください。
